久米島紬を絞りの羽織で顔タイプに寄せました♪

先月発売の『美しいキモノ』に久米島紬の特集がありました。
石田ひかりさんが素敵に着ていらしたので、
リサイクルで購入した仕立て直す予定の久米島紬を着たくなり、
トライしてみることにしました^^

顔タイプでみると、紬の多くは子供に似合う素材。
ざらっとした風合いを持つものは特に子供タイプです。
久米島紬はこちらタイプ^^

同じ紬でも大島紬、村山大島紬のように練糸で織った紬は
光沢があり、つるつるした触感で、大人タイプに似合う素材です。

久米島絣の柄の特徴は、自然や身近な生活用品をモチーフにしたもの。

小さい絣模様は、子供タイプに似合います^^

顔タイプ曲線ばかりの私が着用すると、、

直線、曲線のタイプから見ると、、、、絣は直線が多いです。
似合いにくい〜?

でも、この絣の曲線はトゥイグワーの羽根部分だけしかなくても、
直線で構成されている絣模様に絣足(絣のズレ)が見られるので、
あまりカチッとした印象ではなく
直線・曲線ミックスの柔らかさがありますよね。

そして飛び柄なので、模様はフレッシュさん周辺で広いです。

もっとキュートよりにするには、、?

絞りの羽織で柔らかさをプラスして、自分の顔タイプに寄せました。
絞り染はキュートタイプの柔らかい雰囲気を引き立てます。

帯を丸い可愛らしい模様にすると、もっとキュートに寄りますよ!

色は、今のシーズンにぴったりの白緑。
着物パーソナルカラーシーズン春の色です。
着物パーソナルカラー夏の私ですが、
明度が高く、彩度の低い色ならクリアな色OKなタイプなので大丈夫です♪

100パーセント完璧に自分の顔タイプ、
パーソナルカラーにあうものを探すのはとても大変!
手持ちの活用もしたいですよね。

それなら、
↓ こんなふうに考えると、頭の整理がつきやすいですよ^^

このマトリックスではアクティブキュートを抜いています。
アクティブキュートほどには目力がないので分かりやすくしています。

絞りの羽織を合わせることで、久米島紬が曲線寄りになりました♪

伝統的なこの久米島紬の絣模様と色、大好きです!
グールとティカチの染めと泥媒染、何度繰り返して出てきた色でしょうか、
深みのある黒褐色。絣糸はどの植物で染めたのでしょう?
生地も穏やかに生きています。
着るだけで心地良い着物。


どなたがどれだけの手間をかけて織り上げてくださったのでしょう?
本当に感謝です。
大切に仕立て直して、また着たいと思います!

なぜ仕立て直し?と思われた方、次回お伝えしますね^^