着物の保存管理に最適な温湿度
今日は風が強かったですが、春のようなお天気でした。
夕方、帰宅した時にふと見た温湿度計、染織品に最適と言われるエリアを指していました。
博物館や美術館は展示品や環境にもよりますが
ほぼ室温20〜25度、湿度40〜60パーセントに管理されています。
(作品の保護のため、もう少し低いこともあります)
染織品は乾燥しすぎても、繊維の水分が奪われてパリパリになることもあるので
50パーセント前後がよいとされています。
このような温湿度の時には、家庭でも着物の整理にむいています^^
着物を点検したり、風を通したり、、、。
人間にとっても快適なので、仕事もはかどります♪
久しぶりにタンス開けるので湿っぽいかな?というのであれば、
もう少し乾燥している時期でも良いですね。
昔からよく5月、11月には虫干しといわれていますが、
ほぼこのくらいの温湿度になるのが、その時期ですよね。
3日間晴れが続いた日に、とも言われますが、
忙しい毎日、待っていたらタイミングを逸してしまいそう。
お天気良いな〜、気持ち良いな〜と感じられる、
人間にとっても快適な日に
着物を広げて、シミや汚れが出てきていないか、
虫食いはないかを点検したり、
できたら
着物を衣裄やヒモにかけて風を通して湿気を取ったり、、
スペースも時間も取られるので、
余裕のある時にやってみてくださいね^^
時間がなければ、引き出しを開けておくだけでも違いますよ。
朝10時から午後2時くらいまでの間、
埃が入らないように、
直射日光に当たらないように気をつけてくださいね!