帯締めの収納 カバーの効果と使い方
細長い帯締めは、収納中に絡み合ったり、房がバラバラになったりしやすいですよね。
たまに変な癖がついてしまったりすることも。
着物のコーディネートのポイントになる帯締め、そんなことは避けたいです。
綺麗にしまっておけば、締めたときも綺麗!
お店のようにかけておけたら
コーデを考えるときにも手軽ですが、家庭ではスペースも限られます。
こちらの帯締め収納カバーを使ってみたら房の乱れを防止できて、
さらに収納も省スペースになったのでご紹介させていただきます。
帯締めの収納 帯締めの房の始末は?
帯締めも着物や帯と同様に
調湿性のある桐の箪笥や桐箱にいれて収納しておきたいところですが、
そこまでたくさんの収納スペースと備品を揃えるのは大変です。
袋帯がはいっていた紙箱に、夏用、袷用、通年用を分けて入れています。
薄さはちょうどよく、なにがあるのかを見渡せるので重宝していますが、
徐々に増えてきた帯締めにより、こんな状態に。
2段、3段と積み重なり、下のものが見にくい、取り出しにくい、
お目当てのものを出そうとすると他の帯締めもついてくる、
そして、蓋が浮いてしまうので重ねられない、
といったことが起きていました。
帯締めの房は、乱れないように
長さを2つに折った輪で房をくるんだり、房カバーをつけたり。
こちらの帯締めは当初、輪の方で房をくるんでいたので、
へんな癖がついてしまっていました。
(使うときは、お太鼓の中に入ってしまうので問題ありません)
帯締め収納カバー
それらの解決になるかなと購入したのが、帯締め収納カバー。
房だけタイプの短いものと違い、長いタイプの帯締め収納カバーは
帯締めを三つ折り、もしくは四つ折りにして紐部分も包めます。
ですので、房だけではなく帯締め全体をまっすぐにキープしやすく、汚れもつきにくいと思います。
5本ほど使用して様子をみていましたが、
使い勝手がよいので、こちらにチェンジすることにしました。
結果、コンパクトにまとまりました!
房が乱れないだけではなく
・目当てのものを取り出しやすい
・カサが減った
というメリットもあります。
そして、いちばんうれしいと感じることは
コーディネートを考えるときの取り扱いのしやすさ!
箱から取り出す→帯にのせる→しまう→のせる→しまう
が、とてもスムーズにできます。
帯締め収納カバーの巻き方
帯締め収納カバーの巻き方はとても簡単です。
房カバーと同じくらいのかたさの素材が、筒型に形状記憶されているので
少し開いて、帯締めをくるくる包めばOKです。
コツとしては、帯締めの長さ中心で折るのではなく、少しずらすこと。
そうすると房がずれるので、房が重なって筒が大きくなることがありません。
組んである部分もスカスカしません。
房から少しずれたところに巻きつけてから
房方向にスライドさせると、房がきれいにおさまります。
まず、この位置に巻きつけます。
房に向かってスライドさせます。
房がきれいにおさまるように整えながらスライドさせます。
帯締め収納カバー1本では、帯締め全体を覆えません。
すっぽり入れたい場合は、帯締め収納カバーをもう1本追加してくださいね。
三分紐、房カバーとの併用は?
三分紐の場合は折って、輪の方から筒に入れていきます。
一度使ったカバーは、多少ゆるんでいるので、三分紐には太くなっています。
三分紐には新しいカバーを使うと良いでしょう。
また、房カバーと併用しても使えます。
画像は、房カバーと帯締め収納カバーの併用です。
組んである部分も広くカバーしますが、房の部分はかさばりそう。
こちらは帯締め収納カバーのみ。
コンパクトで取り扱いもしやすそうです。
個人的には、こちらで十分と感じています。
この帯締めカバーを使いはじめたら、ストレスが減りましたよ!
ぜひお試しくださいね^^