黒留袖に合わせる袋帯

黒留袖に合わせる袋帯は、留袖の模様のテイストにあうものを考えます。
遠目でみると重要です。

手持ちの中からのセレクトですので、まずは留袖と相性の良いものを。
そして、顔タイプに似合うもの。

候補は3本の袋帯。

obi honkinpaku
本金箔袋帯 留袖に合わせて購入したもの
obi reisou
礼装用袋帯 
obi tatsumura
礼装用袋帯 

どれも格調高い有職文様で金銀糸たっぷりですが、イメージが違います。
留袖に置いてみます。

本金箔の袋帯、3本の中で最も格調ある模様です。
左の黒留袖に合わせて購入したので、裾の金箔と合わせて金が目立ちます。
右の黒留袖におくと帯の金が少し強く感じますが、留袖の裾模様も王朝風なので大丈夫。

顔タイプでいうと、華やかさがエレガント、模様はフェミニンにも。

有職模様の襷文と華紋の組み合わせ。
ソフトエレガント (エレガント)、フレッシュ〜フェミニン、キュートと
幅広い顔タイプに似合う袋帯。

右のフェミニンタイプの黒留袖とは少し違和感があります。
左の留袖のテイストとはあいますね。

伸びやかな有職模様で、大人タイプの方に似合います。
龍村のものですが、この黒留袖には色味が軽く感じますね。
色留袖、訪問着向きです。

右の黒留袖には、1番上の本金箔の袋帯、
左の黒留袖には、2番目の礼装用袋帯を合わせることにしました^^

黒留袖の帯揚げは絞りか綸子で金銀が使われているもの、
帯締めは白、金、銀が組んであるものを合わせます。


黒留袖は着席すると上半身は黒、パーソナルカラーから離れていると難しいです。
半襟の刺繍模様や質感で、似合うように工夫したいですね!